ご周知とは?意味や使い方!類語についても例文を使って解説!お願いとは違うの?

ご周知とは?意味や使い方!類語についても例文を使って解説!お願いとは違うの?

学生の時は、ほとんど使用する機会がなかったけれど、社会人になってから、よく使用する言葉ってありませんか?

今回取り上げる「ご周知」という言葉もそんな言葉の一つではないでしょうか。

ご周知とは「周りに知らせる」という意味になるのですが、ビジネスでも「取引先にメールを書く」「上司への報告書」「社内の関連部署への連絡」など使います。

今回は、「ご周知」の正しい意味、使い方、類語について、しっかり解説していきます。

「ご周知」という言葉の意味や使い方について知りたい方はぜひ参考にしてください。




ご周知とは?ご周知くださいとはどんな意味?

ご周知とは?ご周知くださいとはどんな意味?

まず、ご周知という漢字の意味から見ていきましょう。

ご周知という言葉は「周り」「知る」という言葉がつながってできています。

【周】と【知】
  • 「周」は、「すみずみまで行き渡る」「まわる」「まわり」
  • 「知」は、「知る」「知らせる」

つまり「周知」とは、まわりの人たちにあまねく(広く、一般に)知らせるという意味になり

世間一般に広く知れ渡っていること。また広く知らせること。

を表す言葉です。

また、「ご周知ください」とは、「相手方の周りの人に、情報を、広くお知らせしてください。」という意味になります。

わかりやすく言うと相手方に対して「あなたのまわりの関係者の方にもこの情報は伝えておいてください」という意味になります。

ご周知の使い方や類語!

ご周知の使い方や類語!

では、ご周知という言葉はどんな時に使用するのでしょうか?

実際の使用例をいくつか挙げてみましょう。

取引先に対してのご周知の使い方の例文

・明日の商談スケジュールは変更になっております。ご来社予定の方へご周知ください。

・弊社は、明日創業記念日の為お休みを頂いています。関係する皆様で、ご周知ください。

社内の他部署に対してのご周知の使い方の例文

・昨日の営業会議の議事録内容を、各課員へご周知ください。

一般顧客に対してのご周知の使い方の例文

・ご周知のとおり、明日のイベントは、雨天決行となります。ご注意ください。




ご周知の類語

また、「周知」の同類後(語)としては、あまり耳にする言葉ではありませんが、「公に知られている」という意味の「公知」があります。

情報を相手方に広く伝えるという意味で、「連絡」、「告知」、「伝達」、「案内」といった、より一般的に使用されている言葉で、ご周知の類語にあたります。

ここで、「ご周知ください」という言葉を使用するうえで、一つ注意すべき点があります。

それは、実際に、ビジネスシーンにおいて、「知っておいて下さい」という意味で使用されるケースが散見されますが、多いですが、これは間違えた使い方です。

(何を隠そう、私自身もこの誤った意味で使用してしまったことが多々あります。)

本来の意味は、あくまでも「あなたの周りの人たちに広くお知らせしてください。」「広く知れ渡らせてください」という意味です。

「広くお知らせする。」「知れ渡らせる」という意味を伴わずに、ただ「知っておいてください」という意味で使用する事は、間違いです。

SNS時代の言葉でいうと「拡散希望」という言葉がご周知と同じ意味といって良いでしょう。

ぜひ、皆さんもご注意ください。

ご周知はどんな言葉で言い換える?

                        
次に、実際にどんな言葉で言い換えることができるかを先の例を用いて見ていきましょう。

取引先、お客様に対して

・明日の商談スケジュールは変更になっております。ご来社予定の方へご案内(⇐ご周知)ください。

社内の他部署に対して

・昨日の営業会議の議事録内容を、各課員へご連絡(⇐ご周知)ください。

一般顧客に対して

・皆様既にご存じのとおり(⇐ご周知のとおり)、明日のイベントは、雨天決行となります。ご注意ください。

場合にもよりますが、このように他の言葉、表現に言い換えることは可能です。

ただ、一見、よく似た意味に受け取られがちな「ご承知ください」という言葉とは、全く別の意味になります。

ご周知とご承知の違い
  • 「ご周知ください」・・・「情報をあなたの周りで広く知らせてください。」(目上の人に使用)
  • 「ご承知ください」・・・「情報をあなたが理解し、了承をしてください。」(自分より同等以下の人に使用)

使い方を間違えると、相手に対して大変失礼になりトラブルのもとになります。

情報を広く知れ渡らせたい時に、「ご承知ください」は、使用しないように注意しましょう。




ご周知とはお願いの意味はある?

ご周知とはお願いの意味はある?

「ご周知」という言葉は、目上の相手に使用する敬語表現であり、「ご周知ください」という情報共有のお願いをするシーンで使用する事が多いです。

「目上の人へのお願い」の意味合いが含まれているように捉えられがちですが、「ご周知」という言葉自体には、お願いの意味はありません。

①ご周知とは?ご周知くださいとはどんな意味?で解説しましたように、「ご周知」は、あくまでも世間一般に広く知れ渡っていること。また広く知らせること。

これが、「周知」の意味です。

実際に、以下のように、「周知」を使用したお願いの意味を含まない表現もありますよね。

意外な周知の使い方

「周知徹底する」・・・周り人に情報をしっかり知れ渡らせること
「周知を図る」・・・周りの人に情報を知れ渡らせるために、策を講じること
「周知の事実」・・・多くの人に情報が広く知られている事実、誰もが知っている事実




ご周知の意味とは?【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

ここまで「ご周知」の意味や使い方について解説してきました。

イメージできましたでしょうか?

それでは、これまでのまとめになります。

ご周知とは【まとめ】
  • 「周知」の意味は、世間一般に広く知れ渡っていること。また広く知らせること。
  • 「周知」は、「知っておいてください」という意味ではない。
  • 「周知」は、「公知」、「連絡」、「告知」、「伝達」、「案内」などたくさん同類後がある。
  • 「ご周知ください」と「ご承知ください」は、意味が全く違う。
  • 「周知」自体にお願いの意味は、含まれていない。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が「ご周知」について知りたいあなたのお役に立てれば幸いです。

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